子供が成長すると「育てながら仕事する」は楽になるのか
この記事は子育てエンジニア Advent Calendar 2019 - Adventarの15日目の記事です。
前日の記事はこちらです。
ワーキングマザー暦12年のエンジニアです。
おかげ様で子供も成長し手をかけてあげることもだんだん少なくなりました。
ですが12年目の今、「子供の成長=子育てが楽になる」ではないなぁということを改めて感じる日々です。
家族構成
- 私(40代)シングルマザーエンジニア。
- 長女(16歳、高2)。嵐にすべてを捧げるJK。細か事は気にしないがA型。推しメンは大野君。
- 次女(13歳、中1)。バスケ部と塾で忙しいめの生活。おそろしくズボラだがA型。オンとオフで差が激しいBitみたいな子。
旦那さんはいませんので3人暮らしです。
物理的なサポートは減った
「ご飯を食べさせる」「お風呂に入れる」「着替えを手伝う」「幼稚園へお迎えにいく」など、子供が一人でできないことの補助をする機会はほぼなくなりました。
が、塾や部活やバイトの送迎なんかは今でも頻繁に出番があります。
天気が悪かったり朝早かったり荷物が多い時は出番が増えます。あとはやはり女子なので帰りが22時をすぎるような時は迎えに行きます。
ごはんを食べさせることはありませんが、高校生なので毎日お弁当を作らないとならないです。
かかるお金は増えた
成長とともにかかるお金はガンガン増えます。
部活(ユニフォーム、バッシュ、練習試合の交通費)、お小遣い、学習塾、習い事・・・。
もちろんごはんの量も増えますし、欲しがるものもいちいち高価になってきます。
中学、高校になり制服も一式揃えると10万近くかかりましたね。
あと旅行もすっかり大人3名分かかるようになってしまいました。自分の中ではまだ子供なんですが世間では立派な大人として扱われています。
多感な時期を迎える
中学生、高校生といえばもう自分の意志で考えて行動しますから、忘れ物しようが時間に遅れようが基本的に自己責任です。
親が「あれしなさい」「これしちゃダメ」と口を出すことはほぼなくなりました。
ただ、小さな子供のように自分の喜怒哀楽を全面に出してくれなくなってくるので、何を考えているのか汲み取るのが少し難しくなります。
放置することと信じて任せることは違うので、親としてもそこを履き違えないように気をつけています。
姉妹であっても"個"であることを感じる
姉妹であっても気持ちの表現するタイミングや方法が違うなぁと感じます。そのへんが顕著にあらわれてきます。
長女はあまり抱え込まず、「ありがとう」「ごめんなさい」などの気持ちもストレートに伝えるタイプです。普段からわりと会話が多いので、親としてもいい意味でわかりやすく助かっています。
一方次女は自分の気持ちを言葉にするのが苦手で「ちょっと何考えているかわからない」と感じることが多いです。
だけど母の日や誕生日には必ず手紙とプレゼントをくれ、そこには感謝の気持ちがたくさん綴られていたりします。「言葉で伝えるのが苦手なだけで普段からいろんなことを感じている」というのが次女なんです。
さいごに
子供の成長とともに子育てが楽になったとは全然思いませんが、子供へのサポートの仕方が「できないことの補助」ではなく「子供の自立を見守る」へシフトしてきているなぁと感じています。