Terminalの基本を覚える #3
Terminalの基本を覚える学習をしたので記録。
黒い画面入門のPart.5〜Part.6まで。
Part.5
便利なコマンドをいくつか触ってみる。ここではひとまず3つのコマンドに触れてみた。
curl
open
ファイルを、関連づけられているソフトで開いてくれる。
sayKana
ここからダウンロードしてインストール SayKana - Mac用音声合成プログラム
saykanaコマンドを実行
saykana こんばんは、さいきんさむいですね saykana -s 70 こんばんは、かぜをひいたみたいです
-s 70
オプションを指定すると速さが少し遅くなる。
Part.6
パッケージ管理ツールについて学ぶ。いくつかあるようだけどここでは「Homebrew」を使う。
Homebrewとは
wikiによるとこう書いてある。
Mac OS Xオペレーティングシステム上でソフトウェアの導入を単純化するパッケージ管理システムのひとつである。
「パッケージ」とは、実行ファイルや設定ファイル、ライブラリなどを一つのファイルとしてまとめているもの。
「ソフトウェアの導入を単純化」というのは、「ソフトウェアのインストール(アンインストール)を、ターミナルのコマンドを使って簡単に行うことができる」ということ。
パッケージやライブラリの依存関係も管理してくれる。
もしパッケージ管理ツールを使わずにソフトのインストールをしようとすると、
- Webでソフトを検索する。
- ダウンロードページからダウンロードする。
- インストールを実行する。
を毎回やらなくてはならない。 パッケージ管理ツールはそういった作業をターミナルのコマンドで簡単に実現することが可能。
Homebrewを使う準備
Xcodeが必要なので先にXcodeを入れる
・以前入れていたけどバージョンが古かったのでアップデートした(20分も待つ羽目に・・・)
/usr/localディレクトリの所有者を自分に変更する
以下を実行し/usr/local以下の所有者を自分に変えておく。
sudo chown -R 'whoami' /usr/local
sudo:管理者権限で実行するコマンド
chown:所有者を変更するコマンド
whoami:自分のユーザー名を返すコマンド
バッククォートで囲むことは、「そのコマンドを実行した戻り値」を意味する。
Homebrewをインストールする
以下のコマンドを実行しHomebrewをインストールする。
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
curl -fsSL
の引数の意味は以下の通り。
-f :失敗したときに何も表示させない。curl経由でファイルを落とすときに指定することが多いらしい。
-sS: 進捗を表示しないがエラーは表示する(-Sは-sと一緒に使うのが前提)
-L:リダイレクトさせる
ruby -e
はrubyのスクリプトを実行するっていう意味だけど、そのあとの””中の$()
ってどういう意味だろう。やっているうちにわかるようになるかもしれないので深追いしないけど。
インストールはそこそこかかった。
途中で「あれ?止まってる?」って思っても、また動き出したりするので、最後にプロンプトが表示されるまで気長に待つ。

Homebrewを使ってみる
Homebrewをインストールすると「brew」というコマンドが使えるようになる。
さっそくbrewコマンドを使って「tree」というソフトをインストールしてみる。
ソフトの検索
brew search tree
「tree」と名前のつくソフトを一覧表示してくれる。
ソフトのインストール
brew install tree
インストールが実行される。
これで「tree」がインストールされる。
tree
コマンドを実行するとディレクトリなどがツリー構造で表示された。
参考