Rubyのインストール
今日からサーバーサイド言語であるRubyを勉強します。
まずはインストールしてRubyを使える環境を作成しますが、色々長いので目次を作りました。
(いつも作ればいいのかもしれない)
環境
macOS Mojave 10.14.4
インストール
Xcode
もともと入っていたのですがバージョンが古かったので最新にしました。ただXcodeを最新にするにあたってmacOSのアップデートも必要でした。
Xcode インストールはApp Storeなどから行います。
Command Line Tools for Xcode
Xcodeをインストールしたら、Xcodeのメニューから Xcode → Open Developer Tool → More Developer Toolsの順番で操作。 Downloads for Apple Developerが開くので、そこのリストから”Command Line Tools(OS X 10.14) for Xcode 10.2.1”をダウンロードしてインストール
Homebrew
RubyやRailsに関連するソフトウェアはMacのパッケージ管理システムのHomebrewを使用する。これも入っていたが最新にしておく。この時にupgradeも行って既存のパッケージも更新しておく。*1
$ brew update $ brew upgrade
updateとupgradeが終わったらdoctorで状態を確認。Your system is ready to brew.
が表示されればOK。
$ brew doctor Your system is ready to brew.
Git
最初から入っているはずだけど一応最新に更新。インストールする場合は以下のコマンドで実行できる。
$ brew install git
irb
irbは"Interactive Ruby"。これを入れると対話形式でRubyのコードの実行結果が確認できる。
$ brew install readline
openssl
httpsを使用するためのパッケージ。すでに入っているので省略するがインストールする場合は以下のコマンドで実行できる。
$ brew install openssl
ruby-build
rbenvでrubyをビルド・管理するためのパッケージ。
$ brew install ruby-build
rbenv
Rubyを使用する上で必須となっているバージョン切り替えツール。インストールもrbenvで行うのでインストールする。*2
$ brew install rbenv
インストール後はpathの設定を行うが基本的に以下の通りやればOK。
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile $ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile $ source ~/.bash_profile
Ruby
ここでやっとrbenvを使ってRubyをインストールします。
まずは最新バージョンを確認。以下のコマンドでバージョン一覧を表示して確認するか公式サイトでも確認可能(2019/4/30時点での最新は2.6.3)。
$ rbenv install -l
次に最新バージョンをインストールする。
$ rbenv install 2.6.3
rbenvで切り替えとか確認とかしてみる
インストールが終わったら、インストール済みのバージョンをversions
コマンドで確認する。*
がついているバージョンが現在選択中のバージョン。
$ rbenv versions system 2.6.0 * 2.6.3 (set by /Users/izumi/.rbenv/version)
標準で使うrubyのバージョンを切り替えるときはglobal
コマンドで切り替えてversions
で確認する。
$ rbenv global 2.6.3
これでRubyを切替可能な状態で使える環境が作成できた。
難しくはないけど準備が多いので、順番にやっていくのがコツだろうなぁ。
参考
【macOS Sierra】Mac OSX 10.12 macOS Sierra にRuby + Rails4 開発環境の構築 【初心者必見】 - Qiita