Debianの文字化けを修正する
さくらのVPSにDebian環境を作って喜んでいたけど、よくみたらなんだか文字化けしているっぽい。
この◆◆◆◆◆みたいなやつが文字化け。 ここを参考にして文字化けを解決してみる。
1.設定ファイルに入る
bash.bashrcの編集するらしいのだけど、このファイルを編集するにはroot権限が必要らしい。
参考ブログにあるとおりのコマンドを打ってみる。
$ sudo vi /etc/bash.bashrc
ところが何度やってもbash.bashrcファイルを開くことができない。どうやらコマンドが弾かれている様子。(文字化けしてるのでわからないけどたぶんそう。)
そっか、sudoは入れないと使えないって聞いたので、sudoコマンドが弾かれているんだな。
というわけで素直にsu
コマンドでやってみる。su
+Enterキーの後にパスワードが求められるのでrootパスワードを入力。(文字化けしてるのでわからないけどたぶんそう。)
無事rootユーザーになったので改めてbash.bashrcファイルを編集する。
# vi /etc/bash.bashrc
2.ファイル編集
bash.bashrcファイルの一番下に以下を入れて、:qw!
で保存。
多分「ターミナルがLinuxだったらCでそれ以外はUTF-8で表示」みたいな感じのことをやっているが、正確に理解してないので、まずは一字一句間違えずに写経した。
case $TERM in linux) LANG=C ;; *) LANG=ja_JP.UTF-8 ;; esac
追記(2018/11/16)
このコードがなにをしているか、なぜ必要か調べてみた。
LANG=C
は英語表記のこと。つまりLinuxだったら英語表記にする、という処理を追加することで日本語の文字化けを解決している。
このサイトによればこういうことらしい。
現在の状況では、GUI環境で日本語を表示したい場合などはLANG変数に「ja_JP.UTF-8」もしくは「ja_JP.utf8」を適応することがほとんどだ。 LANG変数に「ja_JP.UTF-8」を適応し、一度ログアウトして再ログインすると大概のアプリケーションのインターフェイスは日本語表記になっているはずである。ただしGUIのターミナルではなく、実機のコンソールでは「ja_JP.UTF-8」をLANG変数に適応すると文字化けをおこすので注意しよう。
そういえばインストールするとき日本語選択したような気がする。
3.保存された設定を反映
exit
コマンドで一般ユーザーに戻ってから、保存した設定を反映する。
$ source /etc/bash.bashrc
4.確認する
一度exitしてから再度ログインして確認する。文字化けが直っている。